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海のある風景 〜国境の島・対馬〜

長崎で生まれるASHIMONOの家具。そのデザインの源となっているのは、海のある街・長崎の原風景や船のフォルムです。今回は、国境の島・対馬のお話です。


日本より韓国に近い島

日本海の西側、九州と朝鮮半島の間に位置する対馬島。日本では、佐渡、奄美大島に次いで大きい島です。
韓国・釜山までの距離は49.5kmで、天候がよければ対馬の北端から釜山を肉眼で望むことができます。地図で見ると福岡県の方が近いようですが、対馬は長崎県の離島です。

目を奪われる美しさ

島のほとんどが山林。リアス式海岸の海がその美しさを引き立てます。手付かずの自然が残る対馬は、どこを取っても「絶景」。マリンスポーツやトレッキング愛好者の憧れの地としても知られています。

厳原(いづはら)の街

そんな対馬の中心地となるのは、島の南部に位置する厳原(いづはら)。およそ380年続いた対馬藩の城下町で、いまも対馬の都市機能はここに集約されています。日朝関係の要として活躍した対馬藩の歴史、今に続く韓国との交流を街のあちこちに見ることができます。

自然の恵み、おいしい恵み

 対馬暖流の豊かな漁場に恵まれる対馬。訪れたなら、もちろん美味しい魚介も楽しみたいところです。人気のノドグロやクエのほか、多種多様な魚が楽しめます。

街のすぐそばにあるこんな防波堤でも、釣竿を出せば大物がヒット。通勤前後の「ちょい釣り」で夕食のごちそうもねらえる、贅沢な街なのです。

 今夜は、新鮮なお魚で乾杯したい気分。
海を感じさせるダイニングテーブルで、美しい海に浮かぶ対馬に思いを馳せながら、くつろぎのひと時を過ごしたいものです。

surf table

サーフボードをモチーフにした、カーブが美しいダイニングテーブル。オイル仕上げの無垢材で使うほどに味わいが増します。同シリーズのベンチと組み合わせてダイニングセットに。 まさにロングボードをイメージした潮風感じるデザインの surf。 四方を…